中山美穂主演のラブレターは切ない気持ちを思い出す喪失と再生の物語
ラブレター
総合評価
★★★★☆
監督: 岩井俊二
主演 :中山美穂, 豊川悦司, 酒井美紀
ジャンル: ドラマ, ロマンス
1995年公開
ラブレターのあらすじ
婚約者を山で亡くした主人公の渡辺博子は、忘れられない彼への思いから、彼が昔住んでいた小樽へと手紙を出した。
すると、不思議なことに来るはずのない返事が返って来る。
それをきっかけにして、彼と同姓同名で中学時代、彼と同級生だった女性「いつき」と知り合うことになり、やがて文通のような形での交流がはじまった…
この映画をおすすめな人
- 岩井俊二・中山美穂のファン
- ラブロマンスが好きな人
- 思い切り泣きたい人
- すべての年代の女性
ラブレターの良い点
- 公開当時は中山美穂の新境地を開拓したと話題に
- 愛すること、人との出会いは奇跡の連続だと感じさせてくれる
- 小樽の風景や映像すべてが美しい
ラブレターの悪い点
ファンタジー的な要素があるため、ストーリーが都合よく展開していくように感じる部分がある
ラブレターの感想
恋人を亡くした主人公、博子の悲しい愛の喪失の物語かと思いきや。
亡くなった恋人いつきと、全く同姓同名の女性いつきとの中学時代の淡い初恋の物語とが平行して錯綜して進んでいくストーリー。
中山美穂が主人公博子と亡くなった恋人の同姓同名女性いつきの二役を演じ分けていることでも、当時はとても話題になっていた。
正直に言うと、もう少し演じわけや髪型を変えるなどで雰囲気を変えることも可能だったのでは?
という気もするけれど、そこは監督のあえての演出だったのかもという気もする。
と、いうのもそのふたりの女性が似ているからこそのラブストーリーだからなのだ。
しかし、そのためにしっかり腰をすえて観ていないと、時間軸と登場人物がわかりにくく混乱してしまう場面もあるので、用事をしながらチラ見していては置いていかれてワケわかんない映画!などという感想になってしまうかもしれない。
なので、この「ラブレター」という作品は、しっかりと向き合ってごらんになってください。
男性からみれば、ともすればご都合主義の中二病と言われてしまいそうなストーリー展開だと感じてしまうかもしれないけれど、女性であれば琴線にふれる作品なのではないかと感じました。
そうそう。当時絶大な人気を誇っていたトヨエツ(豊川悦司)の一番かっこよかった頃も見られますよ。
90年代に青春時代を送った方はもちろん、今現在の若い女性にもおすすめしたい映画です!
総合評価
総合評価
★★★★☆
岩井俊二監督の世界観にぴったりマッチした中山美穂が意外な魅力を発揮で星4つ!
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とにかくおすすめです。
アマゾンプライムビデオでも見られるようになりました。