旅することは生きることと同じ
総合評価
★★★★★
タイトル: だから死ぬ気で旅に出た
著者:小沢カオル、片岡恭子
この本をおすすめな人
- 旅好きな人
- 悩みがある人
- 将来が不安な人
あらすじ
「運び屋」として、ガイドブックのライターとしてスペイン語・英語を操り世界を股にかける片岡恭子。
何度も危険な目にあいつつも常に冷静な彼女であったが、日本では精神を病んで入院寸前だった。
生きづらさを抱え、日本を脱出したひとりの女性が、「旅」によって生かされ魂をたくましく再生していくコミックエッセイ!
臨床心理士・信田さよ子氏とのSP対談も収録!!
アマゾンより
良い点
普通では経験できないようなとんでもないエピソードの数々に世界は広いと実感させてもらえる。
マンガなのでとても読みやすくおもしろい。
悪い点
悪い点ではないかもしれないけれど主人公の著者が何度も死と隣り合わせの経験をしていて恐ろしくなる場面があった。
「だから死ぬ気で旅に出た」感想
日本での生活に疲れて精神的に病んでしまった主人公の女性。
自殺願望が出てきたことも。
そんな日々を送る中でとにかく
「死ぬくらいならその前にどこか行ってみるか。どうせならとんでもないところへ。」
そんな気持ちから始まった旅はやがて世界中を飛び回る結果に。
ボリビア、コロンビア、ペルー、ブラジルなどの南米やヨーロッパ。
ついには旅が仕事になってしまい日本に帰ってくることもまれに。
そんな彼女の旅のマンガエッセイ。
とにかく度肝を抜かれる話の連続なので読んでみてください!!
私も旅行が好きで、独身時代はアルバイトをしては旅に出るといういわゆるバックパッカーをしていました。
最初の旅行は友達とだったけれど2度目からは一人旅も。
そのきっかけも失恋や家族関係の悪化など、この本の主人公と似ていてとても感情移入させられました。
「どうせなら無茶苦茶なことをしてやろう!」
そんな気持ちだったことを思い出します。
結果的に生きることがとても楽になり、今の私のアイデンティティを作ることになりました。
旅には(特に一人旅)そんな魔法のような効果があるんです。
悩んでいる人や行き詰まっている人にぜひおすすめしたい本です!
総合評価
総合評価
★★★★★
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